患者様の施術経過
レーベル病の患者様
レーベル病の患者様
レーベル病の患者様 当院での施術経過
50代男性。両目はほぼ見えず一部暗点から施術を開始し、現在の弱視に至るまでの経過。
令和1年にレーベル病と診断を受け視力は落ちていき失明すると医者に告げられました。視力はどんどん落ちていき外に出るのも控えるようになりました。
レーベル病は施術法がなく難病指定されている病気です。視力の回復はできなくても現状の視力を維持できるようにネットで施術方法を探しました。
そして見つけたのが、鍼灸院で令和1年11月から鍼灸施術を開始し、週2回 (1回2時間) の施術をまずは半年間を続けましたが、何も効果がなく視力は徐々に落ちていく感覚がありました。
「鍼灸施術を続けて半年では効果として現れないかもしれない」「もう少し頑張りましょう」と施術に行く度に励ましてもらいました。
さらに半年施術を続け、次は毎月週に2回3時間に時間を増やして施術を続けました。
効果としてはなかなか現れず、日に日に見えなくなる感覚があり諦めそうになっていました。「施術を始めて1年経って効果が出ないのはどうしてだろうか、」「やっぱりこの病気で視力の回復は難しいものなのか。」精神的にも落ち込んでいました。
私のモチベーションを上げるようスタッフの方はいろいろ励まし話をしてくれ、何とか施術を続けました。1年が過ぎたあたりから視力が低下するのではなく、横ばいや視力が前回と一緒など、進行を止められている感じがしました。
このまま頑張ればもしかしたらという期待も上がりもう一年施術を頑張ってみると決心し、更に一年鍼灸施術を続けました。令和3年11月で2年が経ち、その間で大きな変化がありました。
当時の外出は、鍼灸施術に行く時だけでした。
外出時の信号の色や景色、車のナンバーなどが2年前は中心視野に暗点や色の違いも全部同じで暗い部分がたくさんあり見えなかったのですが、今まで頑張った成果が2年目にやっと出てきました。
景色や色が判別できるようになり見える景色が全然今までと違っていきました。
令和4年4月から当院で施術を開始してからの経緯と感想
歩くのが怖くなくなり、躓くことも、ぶつかることも減り、バスの段差もしっかり見えてくるようになり安心して歩行ができるようになりました。視力が回復しつつ暗点や暗いモヤが晴れて行くような感覚がありました。平日は毎日施術に行き1日に3時間の施術を受けたこともありました。日に日に見える景色がはっきりしだし、今まで家の中でよく見えていなかった足元や部屋に落ちているものが見えるようになってきて、「お金が落ちていて拾った」と嬉しそうにお話されていました。「もともと家の中のお金は自分の物だったがお金がじゃんじゃん見つかってラッキーだ」と言っておられました。
テレビもはっきり見え携帯で好きなアニメが見えるようになったと、毎日が嬉しそうでできる行動が増えたと喜んでおられました。見たい映画も見にけるようになられました。
令和4年5月からは仕事を探してみるとのことで就活を始められました。外で歩く分は問題ないのですがパソコン作業、筆記試験の勉強の手元の小さな文字などはまだはっきりとわからなかった状況だったため、施術を重ね、次第に手元の文字が薄っすらと認識できるようになり、文字を書く事もできるようになりました。就職試験までに今よりもっと見えるようにしたいという目標のもと頑張れました。
スタッフより
就職試験は9月にありご本人の感覚ではパソコンはできたが少し自信がなかったととのお話でした。が、数日後、合格通知が届いたと嬉しいご報告をいただきました。
10月から仕事が始まり不安ではあるが施術も続けて仕事も頑張りたいとおしゃっておられました。本当に辛いなか諦めず施術を信じて続けてこられ今があると思います。今後も施術を続けて頑張っていきたいと患者様から嬉しい声を頂きました。