患者様の施術経過
NEW 不安症・自律神経失調症
NEW 不安症・自律神経失調症
当院での施術経過
不安症・自律神経失調症
不安症・自律神経失調症で苦しんでおられた方の施術開始から完治までの経過をご説明させていただきます。
令和7年1月 現在35歳 男性
<施術開始まで>
令和7年1月中旬 仕事も私生活も順調で過ごしていましたが1月20日の夜中に急な不安に襲われ、寝る事が出来なくなりました。
仕事は自営業で休みはほとんどなく、家に帰宅しても仕事の事を考えていました。取引先や従業員、仕事関係の連絡など携帯が手元から離れる事はないまま常に仕事モード。
精神的にも肉体的にも休まる時間はなかった。それでも苦痛やストレスがあったわけではなく無我夢中で取り組んでいた状態でした。
仕事以外にも付き合いや接待が多く毎晩お酒を飲む日が続くこともありました。
「お酒を控えないと、眠りも浅いし疲れが取れていない」ことは理解していましたが仕事は待ってくれないと思い働き続けていました。
そのおかげではありますが仕事は順調で不安に思うことはないはずですが急に不安に襲われ、何の不安かもわからない状態、「どうしたらいいかわからない、落ち着かない、動悸や息切れが止まらない」
身体の限界が来た感じがしました。
仕事を休もうとはしましたが何もしていない時や目を瞑ったときに不安が襲ってきます。
恐怖とも感じてしまうので仕事をしている間はあまり感じないのでダメだとは理解していましたが仕事を続けてしまいました。
不安に襲われて夜が寝れていない日が3日続きました。
眠りにはつけますが1時間が経てば目が覚めてしまい、寝れない事実がとても辛く気が狂いそうになりました。
病院には行きました。自律神経失調症と不安症と診断され向精神薬と睡眠薬を処方していただきました。
薬を飲んでも寝れませんでした。不安も強くなる一方で
薬以外で良くなる方法も調べました。
自律神経を整えるマッサージにも行きましたが一1回では効果はないと2日後にも予約を取りました。
その間で待っているだけでは辛く早く治したいとも思い他を調べていたらconnect将鍼灸院を見つけすぐに電話をしました。
<当院での施術開始>
ここからは院長(施術者側)からの視点でお話させて頂きます。
予約時の電話の際は肩こりが酷いから治してほしいと聞いていました。
来院されてからすぐに「先生助けてほしい、辛くて頭がおかしくなりそうです」と訴えていました。
問診表を書いてる際も「助けてください、眠れなくて不安に襲われます。肩こりも酷く全然取れないです」
肩を見せてもらいましたが肩をご自身で揉んでいた跡があり、皮膚がかぶれてしまっているほどでした。
肩こりだけではこのようにはならないのでお話を聞きカウンセリングを始めました。
症状は上記の記載になります。
興奮状態がずっと続いてリラックス状態がない。
アクセルだけが作用してブレーキが利かない状態でした。
とにかく副交感神経(リラックス状態)を優位にしないと危険な状態であったため自律神経の安定を目的とした施術を1時間うつ伏せ、1時間仰向けで計2時間の鍼灸施術を行いました。
背中のツボや肩こりの局所、脳血流を促進させる首のツボを使って電気を流しました。
施術中もカウンセリングを続け、患者様の傍から離れず話を聞いていました。
会話の中で返事があいまいになってきてうとうとしているタイミングで離れました。
仰向けでは頭部に鍼を刺し、情報やストレス処理を円滑に行えるようにと手足のツボを使って脳に刺激をあたえ正常に働くように促します。
仰向けではすぐに寝落ちされて興奮を抑える事が出来ました。鍼を抜くまでの置鍼中はぐっすりと寝ておられました。
その日の施術を終えてスッキリとした表情で帰りました。
次の日に他院のマッサージの予約を取っていたそうでしたが行かずにキャンセルしたそうです。
次の日に電話がかかってきました。
「先生、昨日は24時ー7時まで1度も起きずに寝る事が出来ました。肩こりもだいぶ楽になり命の恩人です」と話してくれました。
「数日間家族で自身の実家に帰ることにしました。仕事から距離をとってゆっくりします。帰る前に予約を取りたいです」飛行機の前に来院してくださり、その時も感謝のお言葉を頂きました。
お薬は貰った当日は飲みましたがあまり服用したくないとの事でしたので飲まずにいたそうです。
ご参考に施術された時間数を記載します
令和7年 1月 2時間 1時間の指圧マッサージ