患者様の施術経過
チック症・トゥレット症候群
チック症・トゥレット症候群
当院での施術経過
チック症・トゥレット症候群
チック症・トゥレット症候群で苦しんでおられた方の施術開始から軽減までの経過をご説明させていただきます。
令和7年9月 現在小学1年生 男性
<施術開始まで>
令和6年6月頃から息子のチック症状が出始めました。
その前から気にはならないぐらいの症状はありました、「目がパチパチ動く、肩が少し上がる」症状です。
気が付いたら無くなり、またふとしたタイミングで症状は出ては消えての繰り返してでした。
本人は症状が出ていることは気づいておらず、友達からの指摘もなく過ごしていました。
親からのみてもそこまで深くは考えず、ネットで調べても成長とともに症状が無くなることが多いと読んだので、特に何もせず過ごしていました。
令和7年1月
この頃から症状の頻度が多くなり、新しい症状も出ていました。
「飛び跳ねる、咳払い、手を机に叩く」など
息子本人も宿題中や習い事中に「両肩が上がる症状」が目立ち、作業が止まってしまう程の動きがありました。本人もイライラが目立ち、本人も「どうしても止められない」ともどかしい様子でした。
イライラや癇癪を起すことも増え、どうしても見ていられない気持ちになり症状が改善する方法をネットで調べました。
そこでヒットしたのがconnect将鍼灸院です。
初めに電話で相談をさせていただきました。
私自身(親御さん)チック症自体未知の領域で知識も原因もわからないまま、今出ている症状だけを電話で伝えました。
そこで丁寧に対応して頂き、原因から症状の軽減方法や自宅で気を付ける事、子供にどのような対応すればよいか詳しく教えていただきました。
鍼灸施術を始めるにも費用や時間もかかることもお話していただき、「少し検討します」で電話での相談は終わりました。
子供の症状は日増しに目立ち、2月に入っても症状は増え、治療をしないといけないことは理解しつつもなかなか治療に踏み出すことができませんでした。
親の接し方が悪いとも言われたこともあり、自分自身も精神的にもしんどい状態でした。
電話で相談してから数週間の間メールでも相談を聞いてくださいました。やり取りを続けていく中、ここで「鍼灸施術を受けて治してあげたいと決意も固まり」お願いすることにしました。
<当院での施術経過>
令和7年2月上旬
息子が鍼灸施術受けることにしました。
受ける前の症状としては「目を動かす、肩を上げる、飛び跳ねる、咳払いをする、意味のない言葉を発する、指を口・鼻に入れる、こだわりが強い、感情の起伏が激しい、手をたたく、」がありました。
息子本人には鍼灸をすることは伝えず、鍼と言って怖がって受けてくれないと可能性もあり、先生にも相談をして「本人には鍼灸をすることは伏せて、電気マッサージをすることにしましょう」その中で子供は勘ぐる性格でもあるためごまかしながら鍼灸施術を開始して頂きました。
息子とお話をしながら施術をして頂き、子供も嫌がりながらも受けてくれました。
息子も施術中はタブレットでアニメや映画を見ながら受けてくれました。機嫌も悪いながらもがんばってくれて、これなら続けて施術を受けられると思い少し安心しました。
先生とお話して施術を受ける頻度としては月に30時間が効果として最も得られやすい時間数とお聞きし、家の距離や習い事の関係で行ける日にちが限られてしまい、週1回の1日3時間で施術を受けることに話し合いで決まりました。
息子も3時間であれば受けてくれそうでしたが、施術が終わる時間の前ぐらいからは文句を言いだし大変な時もありました。
先生からも息子様に直接「鍼灸施術の本当の意味や何を目的にしているか説明をした方がいいと思います」と言われましたが息子に鍼灸施術を受けていると伝えることは家族内で秘密にすることを選びました。
令和7年2月は合計8時間を受けて症状としては特に大きな変化はなく習い事時の「肩を上げる動作や手をたたく動作、」「飛び跳ねる動作」は続いており、ひどくはないが最初の状態と横ばいの印象でした。
3月も引き続き施術の頻度を変えずに受けて、少しだけ変化がおきました。
症状はありますが習い事時や宿題時の症状の出方が少し落ち着いているように感じました。
感情の起伏が激しいかった息子が少し穏やかになり、癇癪になる頻度も減り感情の起伏が少し安定しているようにも感じました
チックの症状は出ている印象ではありますが、学校や習い事中は症状が出ていないことも多く、誰からも指摘はない状態ではありました。
もともと外では症状がでていることは少なかったので安心はしていましたが公園で遊んでいる時や喜んでテンションが高い状態の時は首振りの症状はよく出ていました。
「4月頃の様子は月初めから機嫌が悪くなることが増え、3月末までは比較的症状も落ち着いており、機嫌も良い印象でしたが、3月の後半から親戚の家にお泊りもあり普段よりゲームをする時間やテレビの時間などが増えていた事を知り症状はが出てしまっているのかと考えました。
先生が「ゲームやテレビは視覚から入る情報量が多いため、ストレス処理が遅れることがある」といわれたことを思い出し、ずっとゲームをする環境に慣れてしまったのか、遊びたいだけなのかか、注意するとすぐに機嫌が悪くなり、泣き叫び、収拾がつかなくなるほど暴れてしまうことがありました。
冬休みが終わり学校も始まりました。最初は休み期間で遊ぶ日が続いていたので、いつもの生活習慣に戻り、「症状が出てしまうか少し不安ではありましたが、学校は楽しく過ごしている様子でしたので安心しました」
「5月頃は症状は落ち着いており、機嫌も良く家の中では肩を回す症状がありましたが酷くはなく、目も少し動かす程度で他の症状はほとんど気にならないぐらいになりました。
学校での懇談があり担任の先生にもチック症状があることは話しており、学校での様子を聞くと、学校の先生は症状を全く認知しておらず、先生も「気になる点はありません」と答えてくださりすごく安心しました。
最初の頃と今では大きな違いとして、特に怒られて泣いて叫んだり、暴れたりすることがあったのが減り、あったとしても何分かしたら落ち着き、落ち着くまでの速さが目に見えて変わり、チック症状も並行で出ていたのが、それもなくなりました。
息子も機嫌が悪くなったり、納得がいかないことがあったら物にあたる前に一人で気持ちを落ち着かせ頭の中を整理しようとしている姿勢がたくさん見られました。
先生が最初に話していた通り、「チック症状を抑え込む事が一番の目的ではなく、あくまで本人の脳内に入るストレスや情報を円滑良く処理できるように促す、サポートする治療内容になります」
この意味が分かる様子が特に見られました。
「6月~7月」頃は習い事の発表があり、人前に立つ機会がありました。
発表会の前後ではチックの症状もあり、緊張している様子が見られました。
5月には見られなかった癇癪も少しあり、本人の落ち着きもなく、普段の生活とは少し違うことがわかります。
習い事の練習でも症状が出て「上手くいかない」「練習したくない」などありましたが、怒らず見守っているとしばらくして機嫌も戻り、練習を一人で始めていました。
普段の生活ではチック症状も少なく感じましたが何か緊張するでき事があればわかりやすく症状が出ている印象でした。
発表が終わると、症状もでなくなり落ち着いた様子で癇癪もなく過ごすことができました。
何かのきっかけで出ていた症状も続いてしまう日が多かったのがおさまる速さも実感することができました。
「8月~9月」
8月9月はほとんど症状はなく、以前までは首振り、ジャンプ、肩の動き、顔を顰めるなどがありましたが、宿題中やゲームをしているときにたまに首が動く程度で穏やかに過ごす日々が続きました。
学校行事も少し心配をしていましたが症状が出ることなく安心して見守ることができました。
「10月~11月」頃に「おなかをこする動作、赤くなるほど、物や机などにこすってしまう症状」がありました。
心境の変化や緊張する場面があったわけではなく、急に出てきました。先生に相談すると「チック症状よりも強迫性障害の疑いのある状態だと」言われました。
チック症・トゥレット症がある患者様には他の疾患が併存症(主訴とは違う症状や病気)が多いと聞きました。
精神疾患と併存する確率は57.7%と半分は何かしらの併存すると聞きました。
その中の強迫性障害でチック症みたいに瞬間的な動きではなく本人の意識的に行っている動作だといわれ確かにそんな感じがしました。
お腹に傷が残りやすいため、その症状が出てるとついつい怒ってしまい、指摘をしてはいけないといわれていましたが、この症状だけはしてほしくない気持ちがあり、怒ってしまいました。
その時から他の症状も出てきてしまい、癇癪や機嫌が常に悪い状態が続いてしまいました。
鍼灸施術も予定など重なってしまい、1ヵ月ぶりの施術になってしまいました。
先生に相談をすると、「最初の頃の状態に近いです、環境や親御様の精神的状態も乱れている様に感じましたと」言われました。
お腹の症状が出てからは自分の気持ちの余裕もなくなり、怒ってしまうことも増えていることに気づきました。
子供とお腹の症状について話した時も「症状が出てしまったら怒られてしまう」と思うと余計に症状が出てしまいそうと言っていました。
先生とお話しして気持ちも落ち着き、生活環境や考え方を変えていくようにしました。
そこから2回目の施術の時にはお腹の症状はなくなりました。
現状では首振りが小刻みに動く程度で最初の習い事中に肩が動いてしまって作業ができなくなることは今は無く、あきらかな症状の軽減がみられ穏やかに過ごせています。
引き続き鍼灸施術を受けて症状の軽減、完治を目指していきたいと思います。
ご参考に施術をされた時間数を記載します。
令和7年2月~11月までの施術時間数です。
2月 8時間
3月 12時間
4月 9時間
5月 6時間
6月 6時間
7月 6時間
8月 6時間
9月 3時間
10月 6時間
11月 3時間
来院された日数ではなく、1日に何時間も鍼灸施術を受けていただくのが当院での施術方法です。
月に1日で受けていただいた時間数は異なります。
ご不明な点等ございましたらお問い合わせください。
connect将鍼灸院 院長 長岡